リスクが高い「ベビーカー」

連日真夏日・・・。暑いですね。

今日は福岡なうです!

そんな今の時期だからこそ気を付けてもらいたい事をお伝えします。

熱中症発症の原因は直射日光だけでなく、 アスファルトなどからの照り返しによるものもあります。

兵庫県立生活科学研究所が2003年に行った研究によると、 気温30.9度のときにアスファルト上でベビーカーを押している場合、 乳幼児の顔位置の温度は36.4度。成人の顔位置の温度よりも3.5度高い結果となりました。

つまりベビーカーに乗っている乳幼児は、大人が感じる体感温度よりも、ずっと暑いのです。

雨避けのレインカバーも、熱がこもりやすく高温になるので注意が必要。 炎天下ではベビーカーで長時間歩かない、こまめに子どもの様子を見るなどの対策が重要となります。

という事は・・・ ベビーカーに関わらず、幼児は地面(アスファルト)などからの顔位置が近いですよね。

この時期は十分に気を付けて欲しいと思います。 アスファルトの歴史を調べてみると、 古来より接着剤、防水材として利用され、縄文時代の日本では、接着剤として 天然アスファルトが使用されたことが分かっているようです。

日本で最初のアスファルトを用いた舗装は、明治11年(1878年)東京の神田昌平橋で施工された 橋面舗装で、秋田産の土瀝青(天然アスファルト)が使用されました。

その後自動車の普及につれ舗装の耐久性への要求が高まり、明治後期から大正期はシートアスファルト舗装、 昭和初期にはアスファルト乳剤を使った表面処理工法が採用され、舗装面積の急速な拡大に貢献しました。

戦後、石油産業の成長とともに、アスファルトの供給手段がドラム缶詰から、タンクローリーによる配送へと変遷し、 日本の舗装率の画期的な向上と、日本の経済発展に貢献しました。

現在では交通条件、気候条件、地域の環境に対応して、 高分子材料、樹脂などで改質したアスファルトが使用されています。

今後も省資源、自然環境保護など使用目的に応じた高機能のアスファルトの開発が期待されています。

やはり高度経済成長以降に急速に広がり現在に至るのですね。 もう、人類はアスファルトとは切っても切れない関係でしょう。 上手につきあっていかないといけないですね。 熱中症には十分を気をつけてくださいね!

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