こどもの日

こどもの日とは、「こどもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんにも感謝する日」です(祝日法より)。

ルーツは、1925年にジュネーブで制定された6月1日の「国際こどもの日」。第2次大戦をはさんで、1954年、国連は改めて11月20日を「世界こどもの日」としました。そんな歴史もあって、6月、11月の国が比較的多いようです。

こどもの日には、鯉のぼりをあげたりする地域が多いようですが、私が住む地域では鯉のぼりはあげない風習です。なので、男の子が産まれても鯉のぼりは用意しません。一説あるのが、昔鯉のぼりを戦の幟と間違えられ攻め込まれたとか。(あくまで私の地域で聞いた一説)不思議なくらい鯉のぼりはあげられません(笑)

ご存知のとおり、日本は少子高齢化。子どもの出生率は減少しています。それに加え、昨年からのコロナ禍。日本総研の調べによると・・・・

コロナ禍の影響を受け、5~7月の妊娠届出数は前年比大幅減で推移。仮に8月以降も妊娠届出数が5~7月並みの水準で推移すれば、2020年の妊娠届出数は前年比▲4.4%となり、2021年の出生数は前年比▲7.5%の78.4万人まで落ち込む見込み。これは、2019年の合計特殊出生率(TFR)1.36が続いた場合の2030年頃の出生数に相当。コロナ禍によって、少子化が一般的な想定より一気に10年前倒しで進むことになりかねない状況。

加えて、コロナ禍は婚姻数の下振れも招いており、このまま推移すれば2020年の婚姻数は▲16.2%の大幅減となる見込み。2021年以降の出生数のさらなる下押し要因に。

先行き不安な世の中の中、婚姻数が低迷し、出生率も低迷すると後々の日本を支える人口に大打撃になります。目の前の経済政策も重要ですが、若い世代が安心して暮らせる環境づくり大事です。

今朝の日経新聞