一般社団法人古民家再生協会愛媛 設立記念として、
東日本大震災の復興支援を兼ね「天に栄える村」
ドキュンタリー映画無料上映会を開催致しました。
平日のお忙しい時間にも関わらず、会場一杯になる方にお越しいただきました。
この度、一般社団法人古民家再生協会愛媛を設立させて頂き、理事長へ就任させて頂きました。
今まで各地古民家再生協会の運営を全国の事務局としてサポートをさせて頂いておりましたが、
やはり、１協会を担うとなると気が引き締まる思いです。
今回、３月１１日に設立ならびに天に栄える村上映会をおこなった経緯として、
被災者支援としておこなった「古民家無償貸与」など大きく関わります。
（平成２７年３月１１日 愛媛新聞 朝刊 ※クリックで大きく表示されます。）
空き家として問題視されている昨今、空き家が被災者を支援する一つになった経緯があります。
そして、被災者と支援者の橋渡しをおこなった際に「人の絆」を感じさせて頂き、この日に決めました。
ドキュンタリー映画では、東日本大震災において放射能汚染に
悩まされた福島県天栄村 米農家さんのお話なのですが、「食味」より「安全」な米作りを目指し
放射能性物質を限りなく０にしようという、情熱的な映画です。
この地に生まれ、この地で生活し、今後もこの地で生活する以上、向き合わないといけない。
そして、次の世代（自分たちの子どもを始めとする）の為に、逃げるわけにはいかない。
天栄村で作られるお米は、お米の品評会で３年連続金賞を受賞する有機栽培されたお米でした。
放射能汚染されている土地で作られたお米を誰が欲しがるのか・・・。
そんな葛藤を乗り越え、放射能性物質「未検出」を達成。
しかし、待っていたのは「不評被害」
一つ目標を達成しても立ちはだかる壁。訴え続け、全国で講演をおこない訴えかけます。
そんな、支援の輪が全国古民家再生協会に所属する古民家再生協会でも全国各地で上映会を通じて支援させて頂いております。
会場では、支援として「天栄米」を販売させて頂いたところ、映画を見た来場者の皆様のほとんどがお買い上げ頂き、用意したお米すべてを完売することが出来ました。重ねて御礼申し上げます。
たくさんの熱いメッセージありがとうございました。
正直、私自身皆様のメッセージに感動頂きました。
このアンケートは、天栄村の皆様へお送りさせて頂きます。
この上映会に際し、様々な方にお力をお貸し頂きましたこと
改めて御礼を申し上げると共に、ご来場頂きました皆様に感謝申し上げます。
一般社団法人古民家再生協会愛媛 代表理事 河野 公宏