古民家鑑定士は安心・安全をお伝えできます。

古民家鑑定士がスタートして4年。資格者も増え、日に日に資格を活用した取り組みが拡がっています。

今まで古民家鑑定士が古民家鑑定にいくと、多くの方が地震の心配をされていました。しかし、古民家の様な伝統構法に適した耐震診断法が無く、しっかりと古民家鑑定士がお伝えすることが出来ていませんでした。

今年、古民家など伝統構法に適した耐震診断法である「早稲田式動的耐震性能診断(以後:動的耐震)」と連携することが決まり現在、古民家鑑定後に動的耐震を実施されるケースが増えてきました。

従来の耐震診断がお医者さんでいう問診であるならば、動的耐震はCTスキャンの様なものになります。数値で表され、壁を壊さなくても古民家の状態が解ります。しかも短時間。従来の耐震診断では、高額でしたが動的耐震は1回12万円。

地震の心配をされる際や古民家を改修しようと思った時は、動的耐震をおススメします。また診断後の鑑定書には、診断士の総評でなく、この資格を策定した毎熊 輝記氏(元:早稲田大学理工学術院 教授)の総評がされ、改修時のアドバイスをしてもらえます。

そして、改修後にもう一度動的耐震をおこなうことで、その改修が本当に効果が現れているのか?ビフォーアフターで診断することを薦めています。

人間も一緒ですよね。病院で治療して、放置はせず再診をおこない経過を観察します。住宅の改修でも同じことをしなければ、本当に大丈夫かは???だと思います。

どう思いますか?こうした提案も古民家鑑定士は古民家鑑定時に提案も出来ますし建築士を持っていれば動的耐震をおこなう診断士になることも可能です。これから中古住宅の流通が増えてくると思います。いかに、お客様に安心・安全をお届けできるかが大切だと思います。その時限りの対応しかしない業者であれば、その地域で長く信頼を受け生き続けてくとは難しいと思います。

2ヶ月に1回、東京で動的耐震の診断士講習・試験・実地研修がおこなわれています。

建築士をお持ちの方は、古民家鑑定士と伝統資財施工士を取得し早稲田式動的耐震性能診断士を取得されることをおススメします。

古民家鑑定士・伝統資財施工士の取得はこちら

さて、今日もHappyな1日を☆