「祭」と「住まい」

「祭」と「住まい」って重要だと思うんですね。

僕は、「祭」が1年の流れの中心です。それを理解して頂ける会社や仲間たちにも感謝です。

なぜ、「祭」と「住まい」が関係あるかと言うと・・・

祭は一人では出来ません。地域の人たちが一つになって、受け繋がれていきます。

人が集まり、人が地域を支えていく流れがあります。

昔の家(古民家)は地域差はあるものの、基本的にお客様を中心とした考え方で作られています。

冠婚葬祭が出来る現在の住宅の考え方とは異なります。

そうした地域には地域にあった家づくりが大切なんだと思います。

残念な事に、

「私の地域では、祭があって大事だから座敷を構えたい」という要望に答えれなかった(理解出来なかった)メーカー、工務店は多々ありました。地方の建築屋さんは地域行事や文化の考え方を守って欲しい。(もちろん施主の要望によりますが。)それは、住宅を建てる際の神事や行事毎にも言える事だと思います。

人を招くという考え方が残る古民家の考え方を大切にしたいと思いますし、祭は「人と人を繋げる力がある」と思っています。

8月に入りました。秋季大祭に向けた祭シーズン到来です。