今の僕があるのは「古材」があるから。

今日は古材の日です。弊社が制定しました。コトバンクにも書かれています。

古材(こざい)捨てれば廃材です。しかし、活かせば資財です。

4年〜5年程まえ、家を新築する際にお婆ちゃん家を解体して、そこに家を建てることにしました。
(※本当はリノベーションしたかったのですが、それを書き出すと長いので割愛します。。。)

(解体時の様子。)

古材を使って欲しい・・・。そんな要望を答えてくれるところは本当に少なかった。

理由として・・・

1、保証が付けれない

2、高く付く

3、虫が入っている この3つは言われたのは覚えています。

なぜか、古材を再利用したいという想いは自然にありました。

恐らく小さい頃からお婆ちゃんが使われている木の話をしてくれていたからだと思います。

家を丸ごと残せなくても、柱など一部を残せれば・・・と思いました。

当時はまだ、この業界に入っていなかった為、他社で建築しました。

(リビングには、欅の大黒柱を再利用しました。)

その建築会社は、特に積極的に古材再利用はしていないようでしたが、快く古材使いましょう!

との声に「嬉しかった」記憶があります。

(子ども達のお気に入りはリビングの中心にある大黒柱です。)

「古材」がきっかけで、今の僕がいます。今の会社との出逢いも「古材」です。

各地へ行って古民家の話したり多くの方と出逢わせて頂いているのも「古材」です。

僕にとって「古材」は縁のあったもので、大切なものなんだと思います。

この古材を再利用することが当たり前の世の中になることを願っています。

そして、古民家を残したくても残せなかった悔しさを、他の人に味わって欲しくありません。

その為にも全国で対応できるネットワークをより強固にしていきたいと思っています。

古材ねっと ⇒ http://www.kozai.net/

今日は・・・

古材の日(5月31日)