古民家鑑定士 難易度

タイトル通り「古民家鑑定士 難易度」。最近、この検索キーワードでアクセス頂く方が非常に多いです。

少しずつ資格が認知されはじめた証拠でしょうか。嬉しいことです。

やっぱり資格試験となるのは、「難易度」「学習法」「ボーダーライン」ではないでしょうか?

少しでも資格取得を検討されている方のサポートとなれば・・・と思います。

その前に・・・

試験は70分の90問あります。解答は2択です。

試験にはテキスト「古民家解體新書」の持ち込みは可能です。

ただ、時間に追われテキストを見る時間が無いというのが受験生からの声です。

試験前にしっかり、テキストを学習しておいて下さい。

試験は、3部門に分かれています。

1、総論

2、伝統構法

3、在来工法

それぞれの、部門を解答頂き、すべての部門を合格されると古民家鑑定士1級に。

総論は合格し伝統もしくは在来が合格されると古民家鑑定士2級(伝統or在来)となります。

総論が不合格であると、1級にも2級にもなりません。総論が重要視されているのが古民家鑑定士です。

Step1「難易度」

古民家鑑定士は誕生して、まだ5年の資格です。スタート時から比べるとかなり難易度はあがりました。

しかし、ちゃんとポイントを理解されると合格は比較的、容易です。

建築士さん等は、伝統構法の部分で得点をおとされる方が多いかもしれません。

早めのチャレンジが良いかと思います。受験資格は20歳以上であれば、どなたでも受験可能です。

Step2「学習法」

古民家鑑定士を受験される方は、日頃から建築に携わる方が現在多いですが、それでも一般の方のチャレンジも少なくありません。

試験対策として考えるならば・・・

1、テキスト「古民家解體新書」を購入

2、全ページを熟読 ポイントになる部分には、アンダーラインや読めない漢字や意味をインターネットなどで検索し書き込む

3、古民家鑑定士試験前に実施される対策講習に参加し、約3時間の講義を受講

その上で、試験に望まれる事をおススメします。

講習まで手付けずの方を見かけますが、合格への道は大変です。。。建築士さんでも落ちます。

一方、真面目に勉強されている一般の方が合格されるケースも少なくありません。

講習時にはインデックスや付箋を忘れず持参しましょう

Step3「ボーダーライン」

各部門、全て80%正解であれば、一級の合格が可能でしょう。

部門毎に得点を満たさないといけません。十分内容を理解される事をお薦めします。

※建築に携わらない一般の方へ

現在、古民家鑑定士インストラクターで入門講習を設けているインストラクターさんもいらっしゃいます。

入門講習の開催などをご希望される方は下記の古民家再生協会までご相談下さい。

なお、この入門講習は建築業などの方はご参加出来ませんので悪しからず。

⇒ http://www.kominkapro.org/kominka