古民家の活用アドバイザー「伝統資財施工士」

(写真:AYA設計一級建築士事務所 愛媛県三間町古民家改修)

古民家鑑定士の上級資格である厚生労働省認可財団法人職業技能振興会認定資格「伝統資財施工士」

古民家鑑定士と共に、古民家の再活用や伝統資財(再利用可能な自然素材)を活用するアドバイザー的存在である「伝統資財施工士」のご紹介!

 

TOPの写真どうですか?築100年を超す古民家を昨年リノベーションされた案件です。

再利用できる部分と最新の機能面を融合させて素敵な空間です。

古民家を所有している方が、気軽に相談できるのが古民家鑑定士で更に専門的にフォローができるのが伝統資財施工士だと認識しています。

**伝統資財施工士とは**
古民家鑑定士の講習時にも出てきすが、
解体された古民家などの建物から算出される木材を建築分野において再活用するための専門的な知識と技術を用い木材再利用建築の企画・施工をおこなう事を業とします。
そして現在、伝統資財施工士はあらゆる面で必須資格になりつつあります。
・グリーン建築推進協議会 グリーン建築の家認定員(平成23年より適用)
・早稲田式動的耐震診断士(平成24年度より適用)
4月より各地で伝統資財施工士 講習・試験を開催しておりますが各地の会場、お申込を多く頂いております。
受講された方に受講したきっかけを聞いたところ
「改変前に取得しておきたい」
「改変されると試験も難しくなると思った」
「早稲田式動的耐震診断士を取得したい」
「古民家にもっと精通したかった」
などの回答が返ってきました。各会場、現在受付中です。
また6月1日の講習・試験を最後に「伝統資財施工士」の受験資格が変更になります。
今回の改変個所は下記になります。
<変更個所>
現)古民家鑑定士1級を所有している方
新)上記に加え、建築士資格(1級、2級、木造)のいづれかの資格を所有している方
に変更になります。より専門的な資格に格上げされるということです。
6月1日福岡会場まで現在の受験資格にて受験可能となり、それ以後は建築士資格を所有している事が条件になります。
伝統資財施工士は更新制度を設けていませんので、取得されたい方は変更前までにお申込下さい。
**改変前の開催スケジュール**
5月20日(日)東京会場 機械工具会館3F会議室(東京都港区芝5-14-15)
5月21日(月)愛知会場 ウィルあいち セミナールーム3(名古屋市東区上堅杉町1番地)
6月 1日(金)福岡会場 ももち文化センター会議室2(福岡市早良区百道2丁目3-15)
上記会場以降は、新しい受験資格が必要となります。
**講習プログラム**
10:00~10:10 受付
10:10~12:00 講義1
12:00~13:00 昼食
13:00~15:50 講義2
16:00~17:00 試験(全100問60分 教本持ち込み可能)
17:00~18:00 スクーリング
**試験について**
試験時間は60分(教本持ち込み可能)
問題数100問のマークシート式で、一定基準をもって合格とします。
**受講・受験費用**
49,000円(別途テキスト「古民家鑑定士教本」購入が必要です)
**申し込み願書**
申し込みに関して詳しくは
⇒ http://www.dentopro.org/order
※お申込は財団法人職業技能振興会になります。
また、資格試験に関するお問い合わせは委託事務局 下記までお問い合わせください。
一般社団法人200年住宅再生ネットワーク機構 担当:高石
電話:03-6233-9157 ファックス:089-968-7787