空飛ぶタイヤ

池井戸潤の映画「空飛ぶタイヤ」。普段は大河ドラマを時期遅れでみるのですが、中休みに空飛ぶタイヤを。

タイヤ脱落事故と大手自動車メーカーのリコール隠しをテーマにした作品。事故を起こした運送会社の社長である主人公が、自社の無実を証明すべく巨大企業の闇に挑む経済小説であり、2002年に発生した三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故、三菱自動車によるリコール隠し事件などを物語の下敷きとしている作品。

大きな企業になることで、闇に隠れる部分もありながらも、その巨大な企業の中でも真実に向かって立ち向かう社員。

被害者となった運送会社も自身の会社を守るために、多くの物を犠牲にしつつ、立ち向かう姿に社員が最後までついてくる姿。志や信念や理念が大事であること。そんなことを伝えてくれました。

長い長いGWもあと僅か。