失われたものだけでは無い

3月11日 東日本大震災発生から丸5年。

5年前の今日、命を落とされた皆様に
謹んで哀悼の意を表します。

5年前の今日は、私は福山市で古民家鑑定士の講習試験をおこなっていました。

試験を終了しロビーに映っていた、津波が押し寄せる中継映像。

目を疑いました。そして、山口へ移動するにも新幹線も止まり号外が駅で撒かれ、
事の重大さを初めて実感しました。

その翌日から弊社の全国ネットワークの皆様にご協力賜り義援金を募りました。
恐らくどこよりも早かったと思います。
その義援金は、東北3県の弊社加盟店を通じ、孤児院や子どもたちの施設を中心に寄付させて頂きました。
発生から2週間後には、被災者の皆様の地方疎開を実施すべく、全国の空き家を募集し、
[古民家無償貸与]をスタート。読売新聞さんの全国版に掲載されたこともあり、
本当に多くの方から空き家になった家屋を無償でご提供頂きました。

そして、2011年3月から2012年8月までの間、実施したこの支援にて
実際に罹災証明を取得されたご家族の地方疎開をお手伝いできました。

日本人の心の温かさを感じさせて頂きました。

忘れてはいけないのは、3月11日は、失われたものだけでは無いということ。

この大震災のまっただ中、新しい命がこの世に誕生した子ども達もいます。

これからの未来を背負って立つ子どもたち。2分少々の映像ですが、ご覧下さい。